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突発性難聴

突発性難聴とは?

突発性難聴は、突然の聴力の急激な低下や耳鳴り、耳の詰まり感などの症状が現れる突発的な状態です。

突発性難聴の特徴

症状
突発性難聴とは、ある日突然聴力が低下する病気です。
聴力低下に加えて、耳鳴りや耳閉感(耳がつまった感覚)を伴うことがよくあります。
患者さんは突発性難聴の症状を次のように表現してました。
「耳がこもった感じ」
「耳に指を突っ込まれているような聞こえにくさと詰まり感」
「耳鳴りが頭のほうにまで響く」
「音楽が変な音程で聞こえる」
「駅の雑踏の中は最も聞こえにくい」
救急車を呼ぶほどのめまいや吐き気を起こした、と言った患者さんもいました。
原因
突発性難聴の原因は特定されていませんが、以下の説が原因として考えられています。
・内耳(蝸牛)循環障害説
・ウイルス(ムンプスウイルス、ヘルペスウイルス等)感染説
・ストレスや過労
私はこれ以外に、肩コリ、首コリ、顎関節症(食いしばり、噛みしめ癖)を追加したいです。
突発性難聴で来院するほとんどの患者さんにこれらの症状があります。
コリが緩めば突発性難聴の症状が軽減するケースが少なくありません。
予後
全体の1/3が完治、1/3が日常生活に支障がない程度に回復、1/3が聴力が回復しないといわれています。
鍼は西洋医学の治療と同じように、早ければ早いほど効果が出やすいです。
あいにく完治せず、耳鳴りなどの症状が残った状態で来院する患者さんが多いです。
私は患者さんに次のように説明します。
「今の不快な症状度数を100とすると、0にならなくても、50とか20になれば結構楽に過ごせませんか」
鍼を受けて耳鳴りなどの症状が悪化することは絶対にありませんので、安心して鍼治療を受けてください。
鍼灸の効果
鍼灸は自律神経を整えることと、血流を良くすることが得意です。
自律神経の副交感神経を優位にすることで、ストレスの軽減が望めます。
耳鼻科では、メチコバールやアデホスコーワという薬を処方されることが多いと思います。
アデホスコーワの主な作用は血流改善です。
血流改善によって、体の組織の隅々まで栄養を行き渡らせ、耳の症状を緩和するという仕組みです。
血流改善は目に見えないので「そんなことで?」と疑問に思う人もいると思いますが、病気の原因は血流不足だと言ったのは野口英世でした。
当院の治療は、耳や顎関節周辺の深層筋に鍼を刺し、その筋肉を緩めます。
顎関節は耳のすぐ近くにあるので、顎関節の不調が耳に関係ないはずがありません。
当院に来る耳の患者さんで、食いしばり癖を含め顎関節周りのお悩みを持っている人が、本当に多いです。
顎関節に関連する咀嚼筋は4つあります。
・咬筋
・側頭筋
・内側翼突筋
・外側翼突筋
鍼はこれらの筋肉をピンポイントでほぐすことができるので、筋肉の緊張が取れることによって耳の症状が楽になるということです。
その他、胸鎖乳突筋、斜角筋、舌骨下筋群なども緩めていきます。
顔面部や頭頸部の深層筋にアプローチする鍼をお試しください。

鍼灸療法の効果

 

鍼灸療法は、身体で起こる様々なの症状に対して、緩和や回復に効果があります。

鍼灸により血液循環が促進され、自律神経の調整が行われます。

鍼灸はストレスや緊張の緩和にも役立ちます。

初めての方へ・ご予約

初めての方には簡単に治療の説明をしたいので、お手数ですがお電話でご連絡ください。→080-4332-3849
お電話でご予約の日時が決まったら、当日は5分前にはお越しください。
当院は各線四ツ谷駅から新宿通りを新宿方向に進み、5分程度です。たい焼きわかばの道を挟んだ反対側、1階は和楽という居酒屋です。わかばの行列と、和楽のちょうちんが目印です。

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初心の方は

初回は症状や経過をお聞きしますので通常より長くかかります。1時間半程度のお時間を確保しておいてください。

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服装

お着替えの用意がありません。
うつ伏せ→腰から後頭部まで鍼を刺します。男性は上半身裸、女性はブラジャーやキャミソールで受けてください。
仰向け→眼の周辺、耳の周辺、ひじから下、ひざから下が出るような服装で受けていただきます。

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感染予防

当院で使用する鍼はすべて使い捨てのものです。感染症の心配はありません。

はり治療院 睛聴

〒160-0004 東京都新宿区四谷1-17

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