耳鼻科のあとは、早めの鍼で、早い回復!

緑内障とは

  • HOME »
  • 緑内障とは

緑内障とは
眼圧の異常に上昇した状態をいいます。眼圧によって圧迫された視神経が損傷していき、視野が狭くなり視力低下を起こす病気です。損傷した神経の分だけ視野が狭くなっていきます。日本での失明原因第1位の病気で患者数も多く、40歳以上では20人に1人の割合で患者さんがいるという報告もあります(日本緑内障学会緑内障疫学調査)

分類
原発開放隅角緑内障
緑内障全体の約8割を占め、房水の出口が詰まるために眼圧が上がるタイプと、正常眼圧緑内障(NTG)に分けられる。日本人の場合、眼圧が21mmHgを超える緑内障はわずか7%にすぎず、眼圧が21mmHg以下である正常眼圧緑内障がほとんどである

原発閉塞隅角緑内障
遠視ぎみの人で50歳以上の女性に多い。眼球のサイズが小さい人は、眼球内部の房水の通り道がせまくなるため起こるとされる

続発緑内障
ぶどう膜炎、糖尿病、網膜中心静脈閉塞症等他の疾患、あるいは薬物使用が原因となって眼圧上昇が生じる緑内障

西洋医学での標準治療(例)
1.薬物療法・・・点眼薬を処方されます。眼圧の高さや重症度等により、点眼薬の種類、量が決められます。

2.レーザー治療・・・主に2種類の方法があります。レーザー治療の痛みは軽くて外来で行うことができます。
a.虹彩にレーザーで孔を開けて、眼内の房水の流れを変えるというもので、閉塞隅角緑内障がこの方法によって治療可能です。
b.線維柱帯レーザーを照射し、房水の排出を促進する方法です。一部の開放隅角緑内障に効果があります。

3.手術・・・点眼薬やレーザー治療で効果がなかった場合に手術となります。房水の流れを妨げている部分を切開し、房水を流れやすくする方法や、毛様体での房水産生を抑える方法等があります。

東洋医学の考え方
東洋医学では、気・血・水が滞り、目の周りにその現象が出ていると考えます。高齢者や神経質な人に多く、特に腎の不調や気の滞りが主な原因として考えられます。また、湿痰、陽虚、気滞などとも関係しています。
正常眼圧緑内障の人には、末梢血管の循環が悪いために、手足が冷たい、低体温、低血圧の人が多いと言われています。また、頭痛、肩・背・首のこりなどの症状のある人も多いです。

東洋医学による緑内障の原因分類
1)肝気欝結
主にストレスによって肝の疏泄作用の機能が失調し、房水がスムーズに流れないことが原因とされる。

2)肝腎陰虚
血を蔵している肝と、精気を蔵している腎は互いに滋生している。血、精、気のいずれかが不足すると視神経が栄養不足になるとされる。

3)陰虚風動
陰虚から虚熱を生じ、房水の流れ道が塞がれスムーズに流れないことが原因とされる。

お気軽にお問い合わせください TEL 080-4332-3849 みやけしんきゅう↑

PAGETOP
Copyright © はり治療院 睛聴 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.